読み会フライデーNO.19_WEB_2021/03/12

こんにちは。Manzaistの大石泉です。

「読み会フライデー」は、Manzaistが、Webセミナーやリアルセミナー、プレゼン等のアウトプットの場面で、最高のパフォーマンスを発揮するためにManzaistの仲間で行っている勉強会です。題材は、前日と当日の日経新聞・朝刊から選んだ自分のトップ記事です。

東日本大震災から10年目を迎えた3月11日の新聞が対象でした。関連記事も多く、あらためて震災の恐ろしさ、対応の難しさとお粗末さ、海外からの支援への感謝、そして、まだまだ復興途上であること。再認識いたしました。折しも、新型コロナウイルスのパンデミックです。

ピックアップされた記事をいくつか見ていきましょう。

●3月11日 国際面

「ドイツ原発 来年にゼロ 残り6基 順次停止」
2011年3月の東京電力福島第1原子力発電所の事故を受け、ドイツのメルケル政権は、原発の早期廃止の検討に入り、同年5月2022年までの脱原発を決定。当時17基あったドイツの原発は、残り6基。ドイツでは再生エネルギーへの転換が急速に進んだ。
脱原発には、①電力の安定供給への懸念 ②石炭火力が増え二酸化炭素排出が増えることへの懸念 ③フランスからの電力輸入が増えるだけ、などの指摘があったが、10年を経過し、停電時間は短縮、発電量あたりのCO2排出量は3分の2に減少、ドイツは電力の純輸出国の地位を維持している。
3.11がきっかけとなったドイツの事例をみると、「無理だ、できない、経済に悪影響だ」などの理由は通じなさそうだ。日本の脱原発の議論はさらに進めねばなるまい。

●オピニオン系

3/12 FINANCIAL TIMES バブル生産性向上も生む
現在の金融市場の熱狂ぶりは過剰とはいえ、市場はより環境を重視する未来に懸けており、その実現に必要な技術に資金を投じ始めた。
過去の事例からも、市場は大抵、将来の方向性については正しく判断していたといえる。経済学者のウイリアム・ジェーンウエイ氏は「生産性の向上など経済的な価値を生むバブルは、確かに多くの無駄な投資を生む。問題は、そのバブルが何を残すかだ」と指摘する。
さて、現在がバブルだとすれば、何を残すか。「政治家たちは、良い方向に導くために責務を果たすべき」。

3/12 春秋
「その瞬間、心底震え上がった。チェルノブイリの惨状が頭をよぎった。…3月12日夕、テレビで福島第1原発から立ちのぼる噴煙を見たときだ。」春秋では、原発との闘いが水との闘いであること、暴走する炉心にローテクで対応せざるを得なかったこと、巨大な原子力を前にいかに人類が非力であるか、。突きつける。

●その他のピックアップ記事

3/11付け
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