お年玉は自由に使わせて金融教育に役立てよう!

ども、ゆうたんです。

今回は「お年玉は自由に使わせて金融教育に役立てましょう」というお話です。一部、私の過去の話も交えて話を進めたいと思います。

お年玉を奪われると苦虫を噛みつぶしたような顔になる

皆さんはお年玉に関する思い出とかありますか?

よくありがちな話としては
親「お年玉は、預かっといてあげるね」
子「えー!やだ!僕のだよー」
というやりとりがありますね。

お金の概念が分かっていない頃であればまだしも、お金を使ってモノやサービスを手に入れられると理解している年頃の子からしたら、たまったもんじゃありません。

私が幼いとき、お年玉などのお金は親が管理をしている私の名前の銀行口座に置かれており、5歳の時点で口座残高が42万円ほどありました。5歳の私は、自分の名前が書かれている銀行口座だから「これは私のもの。誰にも取られない♪」と安心していたのを覚えています。ところが、小学生になって口座を確認したらスッカラカンに!きっとその時の私は苦虫を噛みつぶしたような顔になっていたハズです。小学生ながらに、とてつもないショックを覚えました。

子どもの10,000円は大人の527,700円の価値

お年玉を奪われることが子どもにとってどれだけ苦痛なのかを説明しましょう。

株式会社バンダイによると、小中学生のお年玉の平均額は25,594円、同様に、お小遣いの平均額は2,036円と発表されています。

つまり次のような式が成り立つと思います。

小中学生の年収=毎月のお小遣い×12ヶ月+お年玉

上記の計算を用いると、小中学生の年収平均は50,026円であると言えます。

一方で、大人(親世代)の年収は国税庁の資料をもとに
20代前半:264万円
・20代後半:369万円
・30代前半:410万円
・30代後半:445万円
・40代前半:476万円
・40代後半:499万円
という結果が出ています。

仮に一番安い20代前半の264万円で計算したとしても、小中学生と大人では約52.77倍の差があるということです。

つまり、小中学生がお年玉として25,594円を受け取るというのは、大人が1,350,595円を受け取るのに相当するということです。受け取った瞬間、そりゃあ、大喜びします。そして、それを「預かっておくね」と言われた瞬間のガッカリ感は想像を絶するということです。

大人の皆さん。本来なら自由に使えるはずのあなたの135万円を、ただ親だからという理由で「預かっておくね」と言われたらどんな気持ちになりますか?「ふざけんな!」って思いませんか?

大人になると価値は53分の1になる

仮に親が預かり、子どもが大きくなってから全額を返したとしても、もうその子にとってそのお金は53分の1の価値でしかありません。子どもの頃に使えば1,350,595円の価値だったものが、20代前半には額面通り25,594円の価値でしかなくなるのです。

これって、なんだか悲しくないですか?

「だって無駄遣いするかもしれないじゃない」

親が子どものお年玉を預かる理由に「子どもに渡すとゲームとかを買って無駄遣いするから」ということが挙げられると思います。

しかし、子どもが自覚するほど盛大に無駄遣いをさせてみると、子どもはそこから学びます

実際、私は小学2年生のときに10万円を持ち歩き、一人で朝から夕方までゲームセンターに入り浸り、帰る頃には財布の中に2万円しか残っていませんでした。帰宅後、1人で猛省&後悔し「二度と一人で(無駄遣いを止める人がいない状態で)ゲームセンターには行かない!」と心に誓い、それを今も貫いています。

そうやって、何が無駄で何が必要なのかを見極められるようになっていくのだと思います。

 

 

参考資料

バンダイこどもアンケートレポート Vol.256 「小中学生のお年玉に関する意識調査」結果 (2020年1月発表)

バンダイこどもアンケートレポート Vol.251 「小中学生のおこづかいに関する意識調査」 結果 (2019年5月発表)

国税庁 令和元年分 民間給与実態統計調査  (2020年9月発表)