Webデザイナーや開発者の悲痛な叫び

ども、ゆうたんです。

今回は「Webデザイナーや開発者の悲痛な叫び」というテーマで、Mozillaが発表したレポートを参照にしながら、ブラウザの互換性についてお伝えしようと思います。

先進国7カ国で共通している不満第1位は…

2019年12月にMozillaが、世界中のWebデザイナーや開発者を対象にしたニーズ調査「The MDN Web Developer Needs Assenssment(DNA)」を実施し、そのレポートを公開しました。

その結果、なんと、ブラジル・中国・フランス・インド・日本・ロシア・アメリカで「同じ不満」が第1位でした。

その不満とは、「特定のWebブラウザをサポートしなければならないこと」という課題でした。

Webデザイナーや開発者の不満の声

レポートでは「Webデザイナーや開発者の不満の声」がたくさん書かれていました。その中で私が最も激しく同意したコメントを1つ紹介します。

[Browser compatibility] is important, but I think people put importance on the wrong parts of it. Everywhere I’ve worked they say, ‘It has to work on IE11,’ and I’m like, ‘Really because I think it needs to work on mobile Safari but not IE11.’ It’s frustrating trying to get stuff working on IE…the manufacturers have said stop using that.

日本語訳(私の気持ちを込めた意訳)をすると…
「Webブラウザの互換性が大切なんは分かるけど、重要視すんのはそこやないやろ。今までの職場でみんな『IE11で動かせやなアカン』とか言うてきたけど、んなもん私に言わせたら、IE11やのーて、モバイル版のSafariで動けばそれでええねん。IEで動かそうとしたらイライラすんねん。メーカー(Microsoft)がIEは使うなて言うとるやんけ」

私個人としてはChromeとSafariで動けばいいでしょ!?って思ってるので、上記の人のコメントはとても頷きました。

サポート対象となるWebブラウザについても発表されており、下記の結果でした。

Internet Explorerの欠点

IEはブラウザの中でも特に古いブラウザの1つです。
IEが登場した当初は、ほとんどの人がIEを喜んで使っていましたが、大きな欠点が1つありました。
それは、W3C(World Wide Web Consortium)のWeb標準規格に準拠していなかったということです。

W3Cとは、Web技術の標準化を目指すために1994年に創設された非営利団体です。
このW3Cが「Web標準」というWWW関連の規格を勧告しています。

たとえば、Webブラウザには、Google Chrome(Google)、Internet Explorer(Microsoft)、Firefox(Mozilla)、Opera(Opera Software ASA)、Safari(Apple)などがありますが、それらを作っている会社はバラバラです。

そのため、同じWebページを開いてもWebブラウザごとでレイアウトが変わってしまうという問題を抱えています。
このような問題を軽減するために、Web標準規格に準拠することが推奨されています。

終わりに

2019年2月にMicrosoft社のWindows IT Pro Blogに「既定ブラウザとしてIEを使い続けない方がいい」といった内容の記事が公開されてからは、IE利用者数は随分減ったかと思いますが、もしまだ既定ブラウザにIEを使っている人は早めに他のブラウザに切り替えた方がいいでしょう。