読み会フライデーNO.5_WEB_2020/08/07

こんにちは。Manzaistの大石泉です。

「読み会フライデー」は、Manzaistが、Webセミナーやリアルセミナー、プレゼン等のアウトプットの場面で、最高のパフォーマンスを発揮するためにManzaistの仲間で行っている勉強会です。題材は、前日と当日の日経新聞・朝刊。夕刊を入れてもよいのですが、全日版エリアもあるため、情報ソースの基本は、朝刊です。

毎回、とても楽しく勉強になるため、今回から参加対象をManzaist限定から、NIE.E指導委員へ拡大。その初回に、お二人のNIE.E講師指導委員が参加くださいました。

より多くのインテリジェンスによって、より多くの情報感度を高められれば、その発信力によって、より多くの国民にインテリジェンスを届けられます。

以下、読み会フライデーNo.5のポイントをシェアします。

●8/6 企業① テスラ率いる異能トップ/マスク氏、強気な楽観主義者/高い依存度 経営リスク
企業面の「ビッグBiz解剖」シリーズ。今回の解剖対象は「テスラ」。

8/6の記事は、上中下の最終回。当シリーズを読むと、テスラの歴史もイーロン・マスク氏の異能ぶりもよくわかり興味深い。何でも彼は大学生のころ、人類の将来に大きな影響を与える分野を「インターネット」「持続可能なエネルギー」「惑星間移住」の3つだと考えたそう。世界初の有人宇宙飛行を実現したスペースXを初め、マスク氏が運営する企業は、その分野を実現するものであり、お見事!としか言いようがない。「週に40時間しか働かずに世の中を変えた人はいない」とツイッターに投稿し、1週間に100時間前後の長時間労働が当たり前のマスク氏を簡単に見習うことは難しいかもしれない。だが、世の中の枠にとらわれず、信念を貫く姿勢は見習いたいものだ。

異端の自動車メーカー「テスラ」の販売戦略は、従来の自動車業界の常識と一線を画す。奔放に、そして強気に突き進む「劇薬」のようなマスク氏の次の一手に世界から注目が集まる。

<<「テスラ」は、Manzaistとしても注目し、追いかけていきたい企業>>

ちなみに、3回シリーズの上と中の見出しは下記の通り。気になる方は電子版でどうぞ。

【8/4上】テスラ、「トヨタ超え」なるか/利益の2割超ソフトで稼ぐ/株高先行、評価は交錯
(本文より)7/1、テスラの時価総額がトヨタを抜いて自動車業界トップに。押しも押されもせぬEV世界首位。だが、2019年の世界販売台数は37万台とトヨタやVWの30分の1程度に過ぎない。予想PERは約170倍とトヨタ(17倍)やVW(15倍)に比べて高水準。株価は過大評価されている。
【8/5中】テスラ、ものづくり2倍速/生産50万⇒100万台、わすか1年3カ月/即断即決 周囲を翻弄
(本文より)「マスク時間」と呼ばれるマスク氏の経営速度がテスラの急成長をけん引する。

●8・7 社会面/情報信頼度トップは新聞 コロナ報道、日本新聞協会調べ

日本新聞協会は、6日、新型コロナウイルス感染問題を報じる各メディアの信頼度調査で、テレビやラジオを抑え、新聞(紙)がトップだったと発表した。新型コロナの報道開始以降、新聞の電子版やニュースサイトを読む機会が増加したとの結果もあきらかになった。

社会面の小さな記事だが、NIE.E指導委員にとっては、大変重要でかつ嬉しい情報だ。が、情報ソースは日本新聞協会。数値情報とは言え、<<インテリジェンスの見極めに情報の出所と発信の目的の確認を怠ってはいけない>>。情報を取り扱う指導委員の鉄則だ。

(余談)
この情報をラジオで耳にして、電子版を探していたのだが、紙(新聞)に掲載があるとは考えもしなかったし、完全に見落としていた。読み会フライデー参加者のインテリジェンスに大感謝。
(参照)
新型コロナウイルスとメディア接触・信頼度調査/一般社団法人日本新聞協会/2020.08.06
https://www.pressnet.or.jp/adarc/data/audience/files/COVID_19.pdf

●8/6 1面/人口減最大50万人/11年連続減少/外国人は最多286万人

総務省は5日、住民基本台帳に基づく人口動態調査の結果を発表した。1月1日時点の日本人は1憶2427万1318人。前年から▲50万5046人減った。日本人が増えたのは、東京、神奈川、沖縄の3都県のみ。

Q.「50万人減」を講座で効果的に伝えるには?
A.メタファーが有効。例えば、、、。
鳥取県 555,663人 2020.04
江東区 510,692人 2018.04
モルディブ 53.1万人 2019
マルタ 44.0万人 2019
ちなみに、大型貨物船の座礁で重油が流出し、多大なるご迷惑をおかけしているモーリシャスの人口は、127.0万人。など、話題の国とリンクさせるのも有り!?

プレゼンターは3年前、「人口35万人の新宿区がひとつ消える」とその規模を伝えていたとのこと。すでに新宿区はすっぽりおさまってしまう。次なるターゲットは杉並区の57万人!?

ところで、関連頁の経済面のトップ記事を見てみると、、、。

「東京圏 人口増鈍る/1都3県伸び率4年連続減少/全国からの流入に陰り/コロナで拍車も」

見出しも前文も、マイナス論調。だが、本文を読み進めると、石川県七尾市では、後継者のいない旅館や農家の担い手を募る第三セクターへの問い合わせが急増。移住体験サービスも人気、コロナ対策によるテレワークの広がりで、東京本社を北海道ニセコに移す企業もある、など、地方都市にとってはプラス面もあって、すべてがマイナスと言うわけではない。

では、何故、見出しがマイナス論調なのか。

先の日本新聞協会の記事にも共通するが、<<発信者の意図を考える必要がある>>。この場合は、日経の記者、そして、経済部だ。記事は最後に、「景気の悪化懸念⇒結婚や出産の減少⇒少子化の加速」となりかねない。「コロナ以降の経済や社会の在り方は、人口動態を的確に分析し、地方創生などの政策も感染防止と経済の両立がカギ」だと警鐘を鳴らす。これが主たる意図。

(余談)
当記事と調査データは、地方色に溢れ、読み会フライデーでも大いに盛り上がった。そういえば、参加者は東京、滋賀、兵庫、大阪、岡山となかなかバラエティに富んでいる。日経新聞の地域面もそれぞれの切り口で人口動態の記事が出ていそう。お膝元の情報も要チェック。

●8/7 国際面/フィリピン 4~6月GDP16%減

世界中でGDPが減少。8/17に内閣府が発表した日本の4~6月期のGDP速報値も前期比・年率換算で27.8%減と戦後最大の落ち込みとなった。そして、当記事の主役は、フィリピン。

日頃より数値情報をウオッチしているプレゼンターによれば、「東南アジア・途上国は底堅い」。そしてそれは、「治安」がキーワード。「治安が悪いとGDPは伸びない」。経済発展は「食える」ことが前提であり、命や生活の不安が無いことが重要なのだ。

日本では国民に、特別定額給付金10万円が配られたが、フィリピンでは、ロックダウンの際、米&ツナ缶という現物給付だったと、読み会フライデーでは大盛り上がり。フィリピンの配給は、米、インスタントの袋麺、クラッカー、サバ缶・ツナ缶など。そして、米と生きた鶏2羽、という自治体もあったそう。日本だったら、どうなるだろう。

●8/7 マーケット商品/オフィス空室率、上げ幅最大/都心7月は2.77%に、21カ月ぶり水準
●8/7 経済/LIBOR関連の新規取引、来年6月までに停止を/市場の混乱防止へ検討委近く提案
●8/7 経済/(日本DXの課題 経済界に聞く)「リモート一色」は活力失う/ 三井不動産社長 菰田正信氏

(番外編)夕刊
●8/6夕刊 十字路/市場は精緻に、かつ先を読む
日米の株価は3月まで、4月以降の景気悪化予想で売られ、直近は精緻に先を読みながら現実で買われている。流動性の下支えはあるが、株価の堅調ぶりはおかしくない。
(ブーケ・ド・フルーレット代表 馬渕治好)

以上です。
続きは、「読み会フライデー」&「万財.com」にて、お楽しみください。
「万財.com」会員は、参加費無料。ぜひご一緒ください。
第6回は、8月21日です。Manzaistの皆様、指導委員の皆様、奮ってご参加のうえ、ともに情報感度を磨きましょう。

大石泉

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